実際にi-katsuを服用している方⑦

by 神谷雄介

i-katsuを作った巣鴨駅前胃腸内科クリニックでは、実際にi-katsuを飲んで頂いたり、薬とi-katsuを併用したりしております。

どのような方に飲んでいただいているかご紹介させて頂きます。

 

Case⑦ 50代 男性 なんとなく胃がもたれる

【症状】

以前からなんとなく食後にすっきりしない感じや常に胃がもたれる感じがあり、かかりつけ内科にて胃薬が出ましたがあまり改善なく、胃腸科での診察を勧められ当院を受診されました。

 

【診察】

触診上は特に異常所見は認めませんでしたが、胃カメラは10年以上前に受けたのが最後とのことで、まずは胃カメラを行い状態を確かめることとしました。

 

【検査】

胃カメラではピロリ菌などもなく、特に問題のない状態でした。

症状と合わせて、胃の機能の異常や胃の粘膜の知覚過敏によって起こる機能性ディスペプシアと考えました。

 

【治療】

もたれ感については、胃の排出機能の低下や胃酸の分泌過多で感じることが多く、今回もそういった機能異常を改善することをターゲットに治療を行いました。

<治療内容>

1.制酸薬

胃酸の分泌過多を抑える薬です。胃酸分泌過多を適正化してくれることでもたれを抑えてくれます。

前医にてH2ブロッカーという種類の薬を使用しており、今回はプロトンポンプ阻害薬(PPI)という薬を処方しました。

2.胃機能改善薬

胃の排出機能を高める薬になります。胃内に食事が滞留することで感じるもたれ感を改善してくれます。

3.生活習慣指導

高脂肪食は胃の中に滞留しやすいため、もたれ感の要因となりやすく、揚げ物などは1度に多く食べすぎず、2食連続して食べないように心がけてもらいました。

 

【経過】

薬を飲み始めてからもたれ感は次第に改善したとのことで、1か月ほどして一旦薬をやめてみました。その後しばらくは調子はよかったものの、2週間ほどすると症状が再燃してきたとのことで、再び受診されました。

制酸剤は薬をやめた際に一時的にリバウンド反応を起こし、胃酸が分泌しやすくなることがあり、再燃もその影響が考えられました。

胃酸の分泌を正常化する成分のあるi-katsuを服用することで、そのリバウンドが出にくくなると言われており、薬を再開するとともに合わせてサプリを飲んで頂くこととしました。

症状自体は1週間ほどで落ち着き、i-katsuのみ続けてもらったところ、今回は再燃はなく、その後ももたれ感は感じることなく落ち着いています。

 

機能性ディスペプシアは、薬が切れると再燃することがしばしばありますが、そのような際にサプリなどを使うこともあります。

サプリ自体は薬ではなく食品ですので、通常は副作用が出ることがなく長期に安全に飲んで頂けるというメリットもあります。

文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医)

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